アロマの代表的な植物といえば「イランイラン」です。
聞き慣れない方もいると思いますが、誰でも一度はかいだことのある香りです。
イランイランの花から抽出される香りは、非常に濃厚でオリエンタルな感じがします。
この特徴からも好き嫌いがハッキリとわかれる香りとも言えます。
イランイランは主に熱帯地で育ちます。おもにコモロ諸島で生産・収穫が行われます。
「イランイラン」という名前は、フィリピンのコモログ語で「花の中の花」を意味するそうです。
イランイランは人間の手を加えなければ10メートルもの高さまで成長するそうです。
しかし養殖する際は、収穫しやすいように2メートルの高さまで成長したら根本から引き抜いて収穫を行うそうです。
イランイランの香りは虫が嫌う香りなので、農薬を用いて害虫対策を行う必要もありません。
イランイランの花自体は1年中咲いているのですが、特に乾期と雨期を挟んだ5月から7月の間、もしくは11、12月の秋から初冬にかけて収穫されます。
茎の高さ、花びらの大きさから、成長すると花は次第に垂れ下がってきます。
6枚の長くて黄色い花びらを開きます。
イランイランは「媚薬」としても有名で、性欲を誘発させる効果があります。
インドネシアやヨーロッパの田舎ではイランイランを用いた風習がいまでも残っており、
新婚初夜の夫婦が、ベッドインする前にシーツに十分にイランイランの匂いを染みこませておくのだそうです。
もちろん全ての人がこの匂いを好むわけではなく、苦手な人にとってはむしろ逆効果だったりもします。